2009年3月12日

オゾンとは

  • 太古から自然界に存在します。
  • 120年ほど前、除菌力、脱臭力、漂白力を持つことが立証されました。
  • ヨーロッパでは浄水処理を始め広く使用されています。日本でも大阪府を始めとする浄水処理場でオゾンが利用されています。
  • 日本においても業務用利用のみならず、一般生活空間でも利用が活発化しつつあります。

    長所  
    ・強力な除菌、脱臭力を有する。(殺菌力は塩素の6倍) 
    ・空気中の酸素を原料にして安価に生成可能。 
    ・反応力が極めて高く、反応と同時に酸素に戻る、また、時間経過で自己分解し酸素に戻るため残留性がない。
    短所  
    ・高濃度のオゾンは人体に有害。 
    ・作って貯蔵する事が不可能。
    オゾンを有効に利用するためには、効果があり、かつ弊害を問われないような、
    濃度コントロールが重要なポイントとなります。

  • オゾンの人体の影響について
    ◇気中オゾンの影響
    濃度(ppm) 人間への影響 備考
    0.01から0.03  殆ど臭わない  日中自然界にある濃度
    0.04から0.06  爽やかな臭い  慢性肺疾患患者に異常なし
    0.08  不快感あり  
    0.1  明らかに臭気がある
     咳が出る、涙が出る、鼻が痛い
     日本産業衛生協議会が勧告
     する作業環境基準濃度
    Patty.F.A:Industrial Hygiene and Toxicology他文献からの抜粋